読書会・402「黒い画集」-松本清張-

 2009/10/20(火)

徳島県立図書館・展示ロビーで「生誕100年展」が行われています。
1909年(明治42)生まれの作家たちにとって、今年は生誕100年の年に当たります。
太宰治・松本清張・大岡昇平・中島敦・埴谷雄高を主に取り上げています。
大坪読書会では松本清張の作品を取り上げました。

展示については明日詳しく報告します。


 「黒い画集」 松本清張 新潮文庫
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安全と出世を願って平凡に生きる男の生活に影がさしはじめる。“密通”ともいうべき、後ろ暗く絶対に知られてはならない女関係。どこにでもあり、誰もが容易に経験しうる日常生活の中に潜む深淵の恐ろしさを描いて絶賛された蓮作短編集。部下のOLとの情事をかくしおおすために、殺人容疑を受けた知人のアリバイを否定し続けた男の破局を描いた『証言』など7編を収める。

(裏表紙より)





 松本清張 (1909-1992)

福岡県小倉市(現・北九州市小倉北区)生れ。
給仕、印刷工など種々の職を経て朝日新聞西部本社に入社。
41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補になり、1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。
1958年の『点と線』は推理小説界に“社会派”の新風を生む。
生涯を通じて旺盛な創作活動を展開し、その守備範囲は古代から現代まで多岐に亘った。

(表紙の裏より)





 大坪読書会で取り上げた松本清張作品

 ・1973/01/25  第14回  『或る「小倉日記」伝』 『霧の旗』  
 ・1979/02/23  第75回  『火の路』
 ・1979/03/16  第76回  『昭和史発掘1・2』
 ・1985/06/03  第143回 『岡倉天心 その内なる敵』
 ・1991/12/13  第210回 『草の路』
 ・1992/07/13  第216回 『或る「小倉日記」伝 傑作短編集(一)』


 話し合い

 ・7編それぞれ面白く読むのが楽しかった。
 ・『黒い画集』本の題名がいい。
  それぞれの話が一つのスケッチとなりそれを集めて画集となる。
 ・それぞれのタイトルが事件に関連しているので内容を思い出しやすい。
 ・殺意とは・・・
 ・人間の心理の奥の奥が表に現れるとどうであるか上手に書かれている。
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今回記録に当たっているので早くノートにまとめなくては・・・。 


 次回 11月17日(火)

     『約束』

     石田衣良  角川文庫