キトラ・高松塚(25) キトラ天文図 はぎ取り終了

 2008/11/28(金)


キトラ天文図 はぎ取り終了

極彩色壁画が描かれていた奈良県明日香村のキトラ古墳(特別史跡、7世紀末~8世紀初め)で、石室天井の天文図(直径60cm)のはぎ取りが終了したと、文化庁が27日発表した。
石室の東西南北にあった四神の「青竜」「白虎」「朱雀」「玄武」や、「子(ね)」「丑(うし)」「寅(とら)」など十二支像などの壁画ははぎ取り済みで、2004年8月に始まった国内初の壁画のはぎ取り作業は4年余りで終了した。

277の星 113の小片に

キトラ古墳では68の星座が約350個の金箔の星と朱線で表されていると推定されていたが、今回のはぎ取りの結果、実際に残っている星は277個(痕跡だけの98個を含む)だった。

はぎ取った天文図は来年1月から修理作業に入り、小片を組み立てるには1年程かかる予定。順調に進めば2011年には公開できる状態になるという。

(2008/11/28 朝日新聞より抜粋)