読書会・392「鼻/外套/査察官」-ゴーゴリ-

 2008/11/18(火)

本格的に寒くなってきました。
ドストエフスキーに引き続きゴーゴリの作品をとりあげました。



  「鼻/外套/査察官」 ゴーゴリ 光文社
                      浦 雅春・訳


画像



「正気の沙汰とは思えない奇妙きてれつな出来事、グロテスクな人物、爆発する哄笑、瑣末(さまつ)な細部への執拗なこだわりと幻想的ヴィジョンのごったまぜ」(解説より)。増殖する妄想と虚言の世界を新しい感覚で訳出した、ゴーゴリの代表作『鼻』、『外套』、『査察官』の3篇。

(裏表紙より)




 ニコライ・ワシーリエヴィチ・ゴーゴリ(1809-1852)

ウクライナ出身のロシア作家。
幻想と妄想に彩られた現実をグロテスクに描き出した。
『死せる魂』『ネフスキー大通り』『肖像画』『狂人日記』の小説のほか、『結婚』などの戯曲がある。
荒唐無稽、奇想天外、抱腹絶倒の物語を書いて、彼の右に出る作家はいない。
ロシア作家随一の奇っ怪な想像力の持ち主。
(表紙の裏より)



 [訳者] 浦 雅春

1948年生まれ。
東京大学教授。
チェーホフを中心としたロシア文学、ロシア・アヴァンギャルド芸術の研究を手がける。
著書『チェーホフ』のほか、『メイエルホリド・ベストセレクション』(共訳)、『牛山羊の星座』『チェゲムのサンドロおじさん』(イスカンデル)などの訳書がある。
(表紙の裏より)



●大坪読書会では次のゴーゴリ作品をとりあげている。

・1991/07/15  第206回 「思いがけないはなし」ちくま文学の森6より「外套」
・1993/02/22  第222回 「変身ものがたり」ちくま文学の森4より 「鼻」 
  
 話し合い

・ロシアの風俗がよく出ている。
・「鼻」にどうしても入って行けず大変だった。
 そういう時は次に進むのも読み方の一つである。
・「外套」つつましい、心打たれる話であった。
・西洋の幽霊・・・人間の執念
・「査察官」漫談調でせりふのやり取りが面白い。
 舞台で見るとおもしろいだろう。
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 次回   12月16(火) 

 「一月物語」 平野啓一郎 新潮文庫

★各自購入のこと。