読書会・387「ザビエルとその弟子」-加賀乙彦-

 2008/05/23(金)

20日 さわやかな新緑の文化の森で読書会がありました。


 「ザビエルとその弟子」 加賀乙彦 講談社文庫

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日本に初めてキリスト教を伝道したフランシスコ・ザビエル。
中国への布教を熱烈に夢見ながら、目前のサンチャン島で熱病に斃(たお)れた彼の最晩年を、三人の弟子を通じて描く。
貴族出身で現世的なフェレイラ、日本人のアンジロウ、そして最期を看取ったアントニオ。
聖ザビエルの激しい魂が活写された、衝撃作。
(裏表紙より)



 加賀乙彦

1929年東京都生まれ。
東京大学医学部卒業後、病院、刑務所勤務ののちフランスへ留学。
1967年『フランドルの冬』で芸術選奨新人賞、『宣告』で日本文学大賞、
『永遠の都』で芸術選奨文部大臣賞を受賞するなど、活躍を続けている。
著書は他に『聖書の大地』『高山右近』など多数。

●大坪読書会では次の2作品をとりあげている。

  1989/02/27  錨のない船(上・中・下)    講談社文芸文庫
  1998/01/20  永遠の都(1) -夏の海辺-  新潮文庫
  1998/02/17  永遠の都(2) -岐路-     新潮文庫

  『永遠の都』は新潮文庫で7巻まである。
  2までは読書会でとりあげ、後は自分で読み進む。
  あまりにも面白くていっきに7冊読み終えた人がたくさんいました。



 話し合い

 ・ザビエルの名前はよく知られているが、ザビエルの生涯については知られて
  いない。この本を読み満足させられた。
 ・弟子に焦点を当て進めていく書き方に感心した。
 ・キリスト教における神、日本の神、仏教・・・いろいろ考えさせられた。
 ・対話で進めていく部分が印象的でよくわかった。
 ・構成がよくできている。
 ・・・・・・・


 次回 6月17日(火)

猛女とよばれた淑女 -祖母・齋藤輝子の生き方- 』 (単行本)

斎藤由香  新潮社 

      
★各自購入のこと 


 
新訳『カラマゾフの兄弟』(光文社古典新訳文庫全5巻) 亀山郁夫訳

   秋、読書会でとりあげることに決定。
   各自購入して読み進めてください。
   詳しいことは6月の読書会で話し合う予定。