読書会・384「わが屍は野に捨てよ・一遍遊行」佐江衆一

2008/02/20(水)

2/19 法花トンネル工事に伴う地面の沈下補修工事が
図書館前で行われていました。



 「わが屍は野に捨てよ・一遍遊行」 
              佐江衆一  (新潮文庫)


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時は鎌倉時代。
武門の身を捨て十三歳で出家した一遍は、一度は武士に戻りながら再出家。かつての妻・超一房や娘の超二房をはじめ多くの僧尼を引き連れ遊行に出る。
断ち切れぬ男女の愛欲に苦しみ、亡き母の面影を慕い、求道とは何かに迷い、己と戦いながらの十六年の漂泊だった。
踊念仏をひろめ、時宗の開祖となった遍歴の捨聖一遍が没するまでの、波瀾の生涯を生き生きと描く長編小説。



 佐江秀一

1934(昭和9)年、東京生れ。
コピーライターを経て1960年、短編『背』が新潮社同人雑誌賞を受け作家
デビュー。
『繭』『すばらしい空』などで5度芥川賞候補になり注目された。
1990(平成20)年『北の海明け』で新田次郎文学賞、
1995年『黄落』でドゥ・マゴ文学賞、
1996年『江戸職人綺譚』で中山義秀文学賞を受賞。
他に『横浜ストリートライフ』『商魂』『土魂商才ー五代友厚』『50歳からが面白い』
など著書多数。
古武道杖術師範、剣道五段。



一遍   (1239/3/21~1289/8/23)

鎌倉時代中期の僧。
時宗の開祖。
一遍は房号で、法諱は智真。遊行上人、捨聖(すてひじり)と呼ばれる。
近代における私諡号は円照大師、1940年に国家により証誠大師号を贈られた。
俗名は河野時氏とも道秀、道尚ともいうが、定かでない。

ウィキペディアより


 話し合い

・宗教を扱った作品は難しくて・・・
・日本の文化史の中で一遍の占める位置はどのようなものか知るだけでもいい。
・日蓮との違いがはっきりしている。
・学問的な本ではない。
・人間としての一遍がよく書かれている。
・・・・・・


 これからの予定

 ● 3月18日(火)

  最後の大奥「天璋院篤姫と和宮」 鈴木由紀子 幻冬舎新書

 ● 4月15日(火)

  「在日」 姜尚中(カンサンジュン)  集英社文庫

 ★各自購入のこと