読書会・378「地下室の手記」ドストエフスキー

 2007/07/25(水)

23日(月)梅雨が明けました。
それ以来、夏の太陽がサンサンと照り夏らしくなりました。

24日(火)読書会がありました。



 「地下室の手記」 ドストエフスキー 光文社
                安岡治子・訳

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世間から軽蔑され虫けらのように扱われた男は、自分を笑った世界を笑い返すため、自意識という「地下室」にもぐる。
世の中を怒り、憎み、攻撃し、そして後悔の念からもがき苦しむ、中年の元小官吏のモノローグ。
終わりのない絶望と戦う人間の姿が、ここにある。



 フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー (1821-1881)

ロシア帝政末期の作家。
60年の生涯のうち、次のような巨大な作品を残した。
『貧しき人々』『死の家の記録』『虐げられた人々』『罪と罰』『白痴』『悪霊』
『未成年』『カラマーゾフの兄弟』『地下室の手記』
ニヒリズム、無神論者との葛藤を経て、キリストを理想とした全一的世界観の獲得に至る。
日本を含む世界の文学に、空前絶後の影響を与えた。


 話し合い

今回、話し合いだけに参加させてもらった。
Kさんより 『ドストエフスキーのおもしろさ : ことば・作品・生涯』 (岩波ジュニァ選書)を紹介される。
その中の「ドストエフスキーの生涯」をみんなで読み、ドストエフスキーという人物を分かった上で話し合いに入った。
みんなで読みあった部分だけでも、少しは「ドストエフスキー」に近寄れた感じである。



 次回:9月11日

 「アフリカの瞳」 帚木蓬生(ははきぎ・ほうせい)

    講談社文庫 
    各自購入のこと